時、条件の副詞節でwillが使われるとき

TOEICテスト新公式問題集〈Vol.5〉のサンプル問題をやっているときに次のような問題があった。

A job candidate must submit an application ——- human resources will schedule an interview.

(A) following
(B) before
(C) while
(D) when

※出展:TOEICテスト新公式問題集〈Vol.5〉

正解はbefore で、選択肢の中から正解を選ぶだけなら簡単。

でもここで、なんで、「時、条件を表す副詞節では、未来を表すことでも、現在形で代用する」というルールに反して、”schedule an interview”ではなく、”will schedule an interview” となっているか疑問を持つことが重要だと思う。TOEICの点数が高いのに、英語ができないといわれないためにも。

まずは、「時、条件を表す副詞節では、未来を表すことでも、現在形で代用する」のおさらいをしておこう。高校生の頃に勉強したはずだし、センター試験の文法問題でも頻出する。

そのまえに、超初心者のために補足しておくと、副詞とは形容詞と動詞を修飾する品詞で、形容詞は名詞を修飾する品詞である。例えば、「きれいな花」の「きれいな」は花(名詞)を修飾するので、形容詞。「早く帰る」の「早く」は動詞(帰る)を修飾するので副詞である。また「非常にきれいな花」の「非常に」は形容詞(きれいな)を修飾するので副詞である。

さて、本題に入ることにしよう。

★未来のことでも現在計を使う
① If I have (× will have) free time, I’ll go to  a movie theater
  (明日時間があれば、映画館にいく)

② Please make sure the door is locked before you leave (× will leave).
   (外出する前に、鍵かかかっていることを確認してください)

①の例文の 「If I have free time (明日時間があれば)」は 条件を表す副詞節なので、動詞haveは未来のことを表しているけど、will haveではなく、haveを使っている。

②の例文の 「before you leave (外出する前に)」は 時を表す副詞節なので、動詞 leave は未来のことを表しているけど、will leaveではなく、leaveを使っている。

ここまで、おさらいしていただいたところで、改めて冒頭の問題にとりかかりたいと思う。

A job candidate must submit an application before human resources will schedule an interview.  人事部が面接を設定する前に、求職者は応募書類を提出しなければなりません。

「before human resources will schedule an interview(人事部が面接を設定する前に)」は時を表す副詞節なのに、現在形(schedule)ではなく、未来形(will schedule)になっている。

なぜか、、

実はこのルールには例外があって、意思を表す場合にはWillを使える

★A job candidate must submit an application before human resources will schedule an interview.
人事部が面接を設定するのは、確かに未来のことだけど単に、未来ではなく、意思である。求職者が応募書類を手提出したら、スケジュールします(提出しなかったらしない)という意思が表現されている。

★A job candidate must submit an application before human resources schedule an interview.もし現在形で代用されると、「とりあえずスケジュールはするけど、スケジュールする前までに書類を提出してください」といった意味になる。

ハートで感じる英文法 (会話編)

※もっと感覚的に学びたい人にはハートで感じる英文法 (会話編)をおすすめします。著者は時、条件の副詞節に関して以下のように述べています。

規則なんてないさ

「時・条件をあらわす副詞節では未来の内容を(willではなく)現在形であらわす」、これは規則としてはたいへん不十分です。ネイティブの感性をつまびらかにしていないのは説明した通りですが、それに加えて事実認識も間違っています。willやbe going to などの表現も必要でさえあれば自由に使うことができるんですよ。

<略>

どうして規則、作りたがるかなぁ。

出展:ハートで感じる英文法 (会話編)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。