RAID 10 VS RAID 01 ~RAID 01にする意味はない~

■結論
下記のとおり、RAID 0+1を選択するメリットなし。
1. ディスク利用効率: RAID 1+0 = RAID 0+1
2. 対象障害性: RAID 1+0 > RAID 0+1
3. 性能:  RAID 1+0 ≒ RAID 0+1

■概要
RAID 1+0 および、RAID 0+1はストライピング(RAID 0)とミラーリング(RAID 1)を組み合わせたRAID構成である。

[RAID 1+0]
RAID 1のディスクグループを複数用意し、各ミラーリングに対してストライピングを行う。下の図のようなイメージである。

[RAID 1+0]
RAID 0のディスクグループを2つ用意し、ストライピンググループに対してミラーリングを行う。

■耐障害性について
RAID 1+0の場合、各ディスクグループはミラーリング構成になっているので、ディスクが1本故障しても、ディスクグループとして稼働し続ける。一方でRAID 0+1の場合、各ディスクグループはストライピング構成になっているので、ディスクが1本故障すると、ディスグループが機能しなくなってしまう。

下の図はディスク1が故障した場合の挙動を示している。RAID 1+0 では、ディスクが1本故障してもグループ1は稼働し続けている。 RAID 0+1の場合はディスクが1本故障するとグループ全体が故障状態となってしまうのだ(グループ1とグループ2はミラーになっており、グループ2が機能しているためRAIDアレイ全体としては稼働し続けている。)


6個のディスクのうち2台に障害が発生する場合を考えると組み合わせは、全部で15通りある(6C2)。

[RAID 1+0の場合]
同じグループ内の2本のディスクが同時に故障すると、RAIDアレイ全体の機能が停止する。同じディスクグループのディスクが2本故障する組み合わせは全部で、3通り([1,2]、[3,4]、[5,6])あるので、2本のディスクが同時に故障したときにRAIDアレイ全体の機能が停止する確率は3/15 つまり、1/5である。

[RAID 0+1の場合]
異なるグループに属する2本のディスクが同時に故障すると、RAIDアレイ全体の機能が停止する。異なるグループのディスクが2本故障する組み合わせは全部で9通り([1,4]、[1,5]、[1,6][2,4]、[2,5]、[2,6]、[3,4]、[3,5]、[3,6])あるので、2本のディスクが同時に故障したときにRAIDアレイ全体の機能が停止する確率は 9/15、つまり、3/15である。

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