ディスク4本の場合、RAID10とRAID6どっちがいいですか?

■結論
RAID 1+0 でいいのではないでしょうか。
1. 容量: RAID 1+0 = RAID 6
2. 対象障害性: RAID 1+0 < RAID 6
3. 性能:  RAID 1+0 > RAID 6

■概要
ディスクが4本の場合は、RAID 1+0 と RAID 6がよく選択される。どちらとも利用できる容量は同じで、耐障害性にも優れている。

[RAID 1+0]
RAID 1+0 はミラーリングとストライピングを組み合わあせたRAID構成である。下の図のように、複数のミラーリンググループにストライピングするイメージだ。ミラーリング構成をとるため、利用できる容量としては、物理ディスク容量の半分、つまりディスク4本の場合だと、物理ディスク2本分が実際に使える容量となる。

[RAID 6]
RAID 6 はダブルパリティ付きストライピングであるため、実際に利用できる容量は全物理ディスクの容量から、2本分の容量を減じたものになる。つまりディスク4本の場合は2本分の容量が実際に利用できる容量となる。

■耐障害性
[RAID 1+0]
耐障害性はRAID 1+0より、RAID 6の方が高い。RAID 1+0は各ミラーリンググループが2本の物理ディスクで構成されており、同じグループのディスク2本に障害が発生するとレイド全体が機能しなくなってしまう。

[RAID 6]
RAID 6の場合はパリティが各ディスクに分散されて書き込まれているため、どの2本に障害が発生しても、RAID アレイは稼働を継続できるのだ。

ここまでの説明で、耐障害性がRAID 6の方が優れいていることは理解できたと思う。しかしながら、各RAIDアレイの故障率はどれくらいで、どのくらいの差があるのかを見ないことには意味がない。しかし、ここでは詳細は議論せずに結論を述べたいと思う。ディスク4本構成の場合、RAID 6もRAID 1+0もRAID の故障率はとても低く、0.0XXの世界である。よって耐障害性の比較はあまり考える必要はない。どちらも十分な対象外性を持っているのだ。したがってRAID 6かRAID 1+0を比較するには性能の観点が重要になってくる。

(参考)
RAID6とRAID10はどちらが安全か

■性能
RAID 6はパリティの生成、書き込みでオーバーヘッドがかかるため、Wirteのパフォーマンスが低下してしまう傾向がある。これに関しても、どのくらいの差があるのかを比較しないと意味がないので、次回、詳しく解説する。

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