RAID5の故障率を算出する

前回 RAID 6の故障率の算出方法を解説しました。RAID6の故障率の算出方法が分かればRAID5の故障率も簡単算出できますが、念のため解説しておきます。

[前提]
1. ディスク1本の年間故障率は1/5(20%)
2. ディスクが1本故障しても、ディスクの交換を行わず放置

RAID 5の故障率を計算するときに注意したいのは、2本以上同時に故障したときに RAIDアレイ全体の故障になるということです。つまり、3本でも、4本でも同時に壊れれば RAIDアレイ全体の障害となります。従ってRAIDアレイ 全体が故障する確率は、1 すなわち全事象から下記の確率を減じればよいことになります。

1. ディスクが1本も故障しない確率
2. ディスクが1本故障する確率

ここではディスクが故障する確率を 1/5 とします。ディスクが故障しない確率は 1- 1/5 で、4/5となりますね。

6本のディスクが1本も故障しない確率
= (4/5)^6 × 6C0 = 0.26

6本のディスクのうち、1本故障する確率

=(1/5)^1 ×(4/5)^5 × 6C1 = 0.39

レイドアレイ全体が故障しない確率は、0.26+0.39 = 0.65
従って、1年間でディスクが故障する確率は、1-0.65 = 0.35
つまり、35%となります。

上記から下記の公式が導かれます。

●RAID5全体が故障する確率 =
1 -{
[(F^0) ×((1-F)^(N-0)) × (NC0)]+
[(F^1) ×((1-F)^(N-1)) × (NC1)]
}
※N=ディスク総数、F=ディスク1本の故障率

本日の講義は以上となります。

今回は簡単に解説しましたが、よくわからなかった人は下記を参考にしてください。詳細に解説しています。

(参考)
RAID6の故障率を算出する

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