無停電電源装置 (UPS [Uninterruptible Power Supply])

停電などの電源障害時に、一定時間、システムに電源を供給するための装置。電源障害時にシステムを安全にシャットダウンするのに必要な時間、電源を供給するのが UPS の主な役割である。 UPS の電源ケーブルを電源に、サーバ、ストレージなどの障害保護の対象となる機器の電源ケーブルを UPS に接続する。

UPS は日本語で、無停電電源装置と訳されているが、電源障害が発生している間、システムに長時間電源を供給することができるわけではない。 UPS のタイプや、UPS に接続しているサーバの台数、電力消費量などにより異なるが、一般的に、UPS がシステムに電源を供給することができる時間は、数分 ~ 数十分である。

イメージ
以下のアニメーションでは、電源障害が発生してから、電源障害が回復するまでの流れを示している。
ups
イメージの説明
上記のアニメーションの流れを以下に示す。

【電源障害発生】
① 電源障害の発生(システムは、UPS から電源供給を受け継続稼働)。
② UPS はサーバに、電源障害が発生したことを通知する。
③ 既定の時間が経過後、サーバは自動でシャットダウンする。
④ UPS はサーバへの電源供給を停止する。
⑤ 規定の時間が経過後、UPS は自動で電源 OFF になる。

【電源障害回復】
① 電源障害の回復。
② UPS の電源が ON になる(UPS のバッテリーの充電が開始される)。
③ UPS の充電率が、既定の値に達したら、サーバへの電源供給を開始する。
④ サーバが自動起動する(電源が供給されると、パワー ON になるサーバ自身の機能)。
※詳細は、使用する装置や設定によって異なります。

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